与論には通常の名前以外にもヤーナー(家名)と呼ばれる島独自の呼び名が個々にある。シマナ―とも言う。
その名前は先祖代々受け継がれてきた名前で全部で30以上ある。
種類には限りがあるので、当然島民同士で同じヤーナーを持つ事もある。
その名前はしっかり意味を持つものから、意味が不明なものまで様々あります。
この記事の内容
- ヤーナー、シマナ―とは?
- その種類と意味
- めずらしいヤーナー
具体的にどうやって受け継がれるの??
管理人のヤーナーは「マニュ」最もポピュラーでこのヤーナーを持つ人も多いが意味が分からない単語の1つです(笑)
この名前は管理人の母方の祖父から受け継ぎました。なので自分のじいちゃんも私も同じヤーナーを持つことになります。
この名前をくれた祖父は今でも元気にしており、僕のことをマニュガマと呼びます!(ガマというのは子供の意味)
管理人の兄は「ウシ」文字通り牛という意味です。兄は父方祖父からその名前を貰っています。このように先祖からの名前を継いでいくのです。
名前を継ぐルールとしては、
その限りではないですが一般的に一番上の子供は父方の先祖から名前をもらい、その次の子供が母方の先祖、その下はまた父方と、交互につけていく形となります。
また、ヤーナーは男にしかつけられないもの、女性専用のもの、その両方に付けられるもの様々あります。
その一部例です。
男専用 | ハニ(愛しい人)、トゥラ(虎)、トゥク(徳)、マニュ、ジャー、マサ、ビチャ、ウシャ |
女専用 | ウトゥ(於戸)、タマ(玉)、マグ、ウンダ、アキ、ムチャ、フイク、アートゥ |
男女両方可 | ハナ(愛)、ウシ(牛)、カミ(亀)、マチ(松)、ナビ(鍋)、 |
めずらしいヤーナー
他にもチル(鶴)、ヤマ(山)、クル(黒)など様々で中にはめったに聞かない珍しいものもあります。
わたくし個人的に最も珍しいなと思ったヤーナーは、
「ハマドゥー(壺という意味らしい?)」
発音が個性的で個人的に昔から探していたのだが数年前に自分の幼馴染で一人いた事が分かりました!その時は物凄く興奮しました!
出来れば全てのヤーナーの人に会いたい(願望)